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岩槻のすぎたるもの

さいたま市在住の和田竜さんの歴史小説 F677.gifを原作とした
映画「のぼうの城」が11月2日(金)から公開F697.gifされ、
ヒットしています。
原作は累計165万部突破という
ベストセラーになっていますので、
ご存知の方も多いと思いますが、この映画の舞台と
なっているのは、現在の行田市にあった忍城F3CB.gifです。

ときは、戦国末期。
北条氏政・氏直親子が籠る小田原城を包囲する
豊臣秀吉の軍令により、北条方の忍城に派遣された
石田三成を総大将とする二万余の軍勢。
これに対して、守る城方は約五百人。
野村萬斎さんが演じる成田長親は、「のぼう様」と呼ばれる
つかみどころのないキャラクターの城代。
この長親を主人公にして、人間模様と合戦F653.gifを描いています。

もちろん、さいたま市内のシネコンF651.gifF6F0.gifでも絶賛上映中です。
戦国の世に生きた埼玉県人の活躍を、ぜひとも
ご覧になってください。

写真は、シネコンF651.gifF6F0.gifがある「さいたま新都心駅F68E.gif」周辺で、
11月10日(土)から順次開催されているイルミネーションF3C5.gif
昨年の様子です。

c0238060_16205845.jpg


ときを同じくして、やはり、北条方の支城であった岩槻城F3CB.gifは、
徳川四天王と称され、武名の誉れ高い本多忠勝らの
豊臣方に攻めこまれました。
小田原城に向かった城主太田氏房の留守を預かる者たちが
奮戦したものの、多勢に無勢でついに落城したことが、
「北条記」を引用した「岩槻市史(通史編)」F677.gifに記述されています。

ところで、石田三成と本多忠勝、そして岩槻には、
かつての俗謡F7EE.gif(庶民の間で親しまれているはやり歌)で
意外な共通点がありました。

「三成に過ぎたるものが二つあり。島の左近と佐和山の城」
「家康に過ぎたるものは二つあり、唐のかしらに本多平八」

石田三成は、島左近と領国近江の佐和山城。
徳川家康は、ヤクという動物の尾毛をあしらった兜と本多忠勝。

いずれも、三成と家康には、分不相応な部下や物として
囃し立てられていますが、これは、言いかえれば、
左近や忠勝もさることながら、三成と家康も、
ひとかどの人物であったことを賞賛F36F.gifする
日本人独特のユーモアなのかも知れませんね。

余談になりますが、関ヶ原の戦いで敗軍の将となった三成は、
徳川政権下では、奸臣にされてしまっていますが、
この人物に光をあてた司馬遼太郎さんの「関ヶ原」や、
堺屋太一さんの「大いなる企て」といった小説F677.gifでは
実に魅力的な人物に描かれています。
読書の秋F6A7.gif。興味のある方は、読破してみてはいかがですかF65B.gif

話は戻って、岩槻。
里謡に詠われているとして
「岩槻市史(通史編)」F677.gifには、このように紹介されています。

「岩槻にすぎたるものが二つある 児玉南柯と時の鐘」

語呂合わせでこの順番なのでしょうが、時代は前後します。
まずは、児玉南柯(こだまなんか)。

16歳のときに岩槻城主大岡忠善の御中小姓(身分的には
侍の最下層)となった南柯は、その後は、郡奉行や御側用人など
藩の要職を歴任することとなりました。

岩槻城跡F3CB.gifについて、詳しくはこちらから。


やがて、南柯は、儒学者として自身の研究や岩槻藩士の
教育に力を注ぐようになり、寛政11年(1799年)に私塾として
「遷喬館」を開校F6C9.gifしました。
この私塾は、文化2年(1805年)から文化8年(1811年)頃に
岩槻藩の藩校となり、現在は、平成の解体復元工事で
開校当初の姿を取り戻し、県内で唯一残る藩校として
一般に公開されています。

c0238060_16212396.jpg

「遷喬館」について、詳しくはこちらから。


また、当時としては長命の85歳で生涯を閉じた南柯は、
生前に書いた日記が現存しており、53冊が
「岩槻市史(近世資料編 児玉南柯日記)」F677.gifに、
収録されています。

次に、時の鐘F6EB.gif
「時の鐘」は、「遷喬館」の東側徒歩5分程度のところにあります。
寛文11年(1671年)、岩槻城主阿部正春が
城下町に時を知らせるために設置したのが始まりで、
現在の鐘は、享保5年(1720年)に、
同城主永井直陳が改鋳したものです。
市指定文化財(工芸品)の「時の鐘」は、
今もその美しい音を、朝夕6時と正午に響かせています。

c0238060_1622148.jpg

「時の鐘」について、詳しくはこちらから。



岩槻には、この二つの他にも、昔から庶民が親しみを持って、
自慢してきた「すぎたるもの」があります。

皆さんも「さいたま市内半日観光ルート 人形のまち・城下町岩槻ルート」
携えて、「すぎたるもの」を発見してみませんかF65A.gif

(サンダース)
 
by saitamacitypr | 2012-11-14 09:05 | 観光 | Comments(0)


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